資本所得課税の総合的検討

租税理論研究叢書　１５

日本租税理論学会 法律文化社
日本租税理論学会　

• 価格: 4,510円（本体4,100円＋税）
• 発行年月: 2005年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784589028884

内容情報

[BOOKデータベースより]

１　シンポジウム　資本所得課税の総合的検討（資本所得と資産保有課税―租税思想史からのアプローチ；二元的所得税における税負担の累進性―スウェーデンを素材として；金融所得課税の一体化と納税者番号制度の導入に関する批判的検討；金融所得一体課税の実体法的側面からの検討；累進税率による総合所得課税再考；二元的所得税；討論　資本所得課税の総合的検討）
２　個別報告（シャウプ勧告の所得税中心主義について―所得控除の改革理念）
３　特別寄稿（中国における租税行政制裁）

[日販商品データベースより]

資本所得は最も担税力が強い所得であり、総合累進課税の徹底が強く要求される。資本所得税制の本来のあり方という視角から、金融所得一体課税、二元的所得税の導入の是非を総合的・批判的に検討。