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[BOOKデータベースより]
本書では、旧ソ連地域、とりわけコーカサス/アゼルバイジャンの事例に沿って、9.11以降めまぐるしく変転する国際関係や続発するテロ、石油・ガスなどの天然資源をめぐる覇権争い、さらには宗教・民族問題やナショナリズム、権威主義体制といった当地の内政問題に焦点をあて、平和構築の阻害要因を詳細に検証。紛争の予防と、「人間の安全保障」について考察する。
第1章 九・一一事件後のコーカサス―テロと紛争をめぐるグローバル・ガバナンス(テロと紛争;テロとグローバル・ガバナンス ほか)
[日販商品データベースより]第2章 旧ソ連地域の攻防―揺れる国際関係と石油をめぐる攻防(CISにおけるコーカサスの位置と安全保障;CIS内のサブ・リージョナル・グループ1:GUUAM ほか)
第3章 民族紛争と民主化―ナゴルノ・カラバラ紛争とアゼルバイジャンの権威主義体制(ナゴルノ・カラバフ紛争の政治的考察―紛争激化の要因と冷戦終結の影響;紛争の政治的利用―ホジャル事件からの一考察 ほか)
終章 アゼルバイジャンは「革命」のドミノを回避できるか―旧ソ連地域の平和構築に向けて(「革命」のドミノ?;イルハム・アリエフの政治 ほか)
ソ連解体により独立を果たした旧ソ連構成一五共和国、とりわけコーカサス諸国は数多の民族紛争を抱え、またカスピ海の天然資源や地政学的位置の重要性ゆえに、ロシアおよび欧米諸国がその影響力を保持しようと当地の紛争、政治・経済に深く関与するため、その混乱の度合いは厳しいものとなっている。本書では、旧ソ連地域の国際関係・内政問題の文脈を押えつつ、特にコーカサス/アゼルバイジャンの事例に沿って、「紛争予防」や「人間の安全保障」といった平和構築への取り組みを検証する。