- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- むくどりのゆめ
-
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2005年10月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784323038858
[日販商品データベースより]
今はもう、この世にいなくなってしまった母さんどりの帰りを、今日か今日かと問いかけるむくどりの子。無言でうなずく父さんどり…。近代児童文学の先駆者・浜田廣介の名作を、いもとようこの温かい絵で贈る絵本。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- おもちのたいそう
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2023年11月発売】
- とうさんのあしのうえで
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2008年11月発売】
- つきのよるに
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2004年09月発売】
帰らぬ母を待つ椋鳥の子の心を描いた切ない物語。母がなくなったとも知らずに、その帰りを待ち続ける、むく鳥の子。そんな子をやさしく見守る父さん鳥。ある晩、むく鳥の子は、ゆめをみます。ゆめにでてきた白い鳥は…?
動きがほとんどない上に、むくどりの子どもの寂しさを語る物語だから、視覚化するのは相当に難しい作品だと思います。
そんな条件の中で、いもとようこさんの絵は、あまりに見事です。
心象風景のように、幻想のように、むくどりの子の寂しさを描いて見せました。
それにしても、母親の死を教えなかった父親の行為は、残酷でもあり苦難でもありました。
嘘を重ねることになってしまいましたし、いずれ真実を知る子どもに、どう対すれば良いのでしょう。
しみじみとそんなことを感じさせられる作品でした。
でも、子どもは幼心に母親の死を悟ったようラストシーンでした。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】