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[BOOKデータベースより]
ヴェーバーの基本概念と歴史・社会科学の方法論を解説し、ヴェーバー学の未来を展望する。世界的ヴェーバー学者・折原浩が満を持しておくる「マックス・ヴェーバー入門」。
第1章 「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」論文の全内容構成(骨子)
[日販商品データベースより]第2章 「倫理」論文第一章第一節「宗派と社会層」を読む―近代市民層帰属の宗派別差異から、経済と宗教との「親和関係」にいたる(読者との対話による)論旨の展開、ならびに歴史・社会科学の方法開示
第3章 「理念型」とその経験的妥当性
第4章 「倫理」論文第一章第二節「資本主義の精神」第一〜七段落を読む―フランクリンからの素材を「暫定的例示」手段とする「理念型(歴史的個性体)」概念の構成手順(例解)
第5章 「倫理」論文第一章第三節「ルターの職業観」第一段落と三注を読む―ルターによる「ベルーフ」語義創始の経緯と「意味‐因果帰属」の手順(例解)
第6章 人間行為の意味形象=規定根拠としての「宗教性」―ヴェーバー「宗教社会学」の理論的枠組みと「二重予定説」の位置づけ
第7章 多義的「合理化」論とその方法的意義
終章 回顧と展望―「戦後近代主義」ヴェーバー解釈からのパラダイム転換
学問軽視・専門家無視の軽佻浮薄化する風潮に抗し、世界的ヴェーバー学者が怒りをこめて痛烈に批判する論争書。『ヴェーバー学のすすめ』につづく羽入辰郎書批判。『マックス・ヴェーバーの犯罪』なる耳目聳動を意図した悪質なヴェーバー非難の書、およびそうした本に雷同していかがわしい賞を付与した保守的な選考委員たちといった「末人」(ニーチェ)の跳梁する現況を徹底的に糾明し、さらには論文査読の責任を回避しているアカデミズムをも問題化する。学問のあるべきありかたをあらためて原則的に問い糺す。
目次
はじめに
T 責任倫理から状況論へ
第一章 学者の品位と責任――「歴史における個人の役割」再考
第二章 学問論争をめぐる現状況
第三章 虚説捏造と検証回避は考古学界だけか――「藤村事件」と「羽入事件」にかんする知識 社会学的な一問題提起
U 「末人の跳梁」
第四章 言語社会学的比較語義史研究への礎石――ルターによる Beruf 語義(「使命としての職 業」)創始と一六世紀イングランドへの普及
第五章 「末人の跳梁」状況
V ふたたび内在批判から歴史・社会科学的方法思考へ
第六章 語形合わせから意味解明へ――ルター職業観とフランクリン経済倫理との間
第七章 「歴史的個性体」としての理念型構成――「資本主義の精神」におけるエートス・功利的 傾向・職業義務
第八章 「資本主義の精神」と禁欲的プロテスタンティズム――フランクリンの神と二重予定説との 間
第九章 羽入書批判結語――論文審査・学位認定責任を問う
注
あとがき