異説太閤記 ２

歴史群像新書　１７２ー２
両虎、相食む　

Ｇａｋｋｅｎ
久住隈苅　

• 価格: 935円（本体850円＋税）
• 発行年月: 2005年09月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784054028043

内容情報

[BOOKデータベースより]

愛知川合戦で勝利を収め、近江を得た秀吉の次なる計画―それは、奥羽征伐から徳川主力が戻る前に、その包囲網を作り出すという壮大なものであった。まずは、北陸道を押さえるべく丹波・若狭へ秀次を送り、困難が予想される美濃との境、東の守りを血気盛んな蒲生賦秀に命じる。そして南の大和へは、大谷吉継を引き連れた蜂須賀正勝が工作へ向かった。その頃、米沢城の伊達勢を囲む家康に対し、自らの近江行きを願い出た石川数正は、名古屋に滝川一益を呼びつけ、己が仕掛けた家康西上にむけての策が着実に機能していくのを確認する。秀吉と家康、両虎直接対決の幕が上がる、待望の第２巻。

[日販商品データベースより]

本能寺の変後、天下は徳川家康のもとに収束しつつあった。しかし、中国大返しの失敗を挽回すべく、秀吉が反撃の狼煙をあげた。近江まで進出した秀吉に対し、奥羽遠征中の家康は、どのような手を講じるのか。