- ヤコウガイの考古学
-
- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 2005年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784886213259
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[BOOKデータベースより]
ヤコウガイは本州に生息しない貝にもかかわらず、古代より螺鈿の原材料として珍重されてきた。その供給地域はほとんど未詳とされてきたが、近年奄美大島の古代遺跡から大量に出土し注目されている。本書は、古代〜中世段階の琉球孤の国家境界領域を中心とした交易史を、これまでの沖縄中心史観から脱却し、ヤコウガイによって考古学的に明らかにしようとする野心的な試みの書である。
序章 本書の課題
[日販商品データベースより]第1章 スセン当式土器の分類と編年
第2章 兼久式土器の分類と編年
第3章 奄美諸島の土器編年
第4章 小湊フワガネク遺跡群の発掘調査
第5章 ヤコウガイ交易
第6章 貝をめぐる交流史
第7章 古代の琉球孤
終章 奄美諸島史のダイナミズム
未詳とされてきたヤコウガイの供給地域だが、奄美大島の古代遺跡からの大量出土が注目されている。本書は、古代〜中世段階の琉球弧の国家境界領域を中心とした交易史を、ヤコウガイによって考古学的に明らかにする。