- スウェーデン水辺の館への旅
-
エレン・ケイ『児童の世紀』をたずさえて
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2004年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784902385076
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[BOOKデータベースより]
森と湖の国、スウェーデン。ヴェッテルン湖という南北に長い、大きな湖がある。その湖のほとりに、「ストランド荘」という名の水辺の館がある。『児童の世紀』を著したエレン・ケイの館である。この本のページを開き、水辺の館への旅に出てほしい。
プロローグ ヴェッテルン湖の陽の光
[日販商品データベースより]1 スウェーデンへの旅路(世界中の大学が揺れていた―北欧の大学改革案の翻訳;スウェーデン社会研究所の第一回視察団―「福祉とは何をすることか」の時代;役所を歩き回って「保育指針」を手に入れる―すべては日本と反対だった ほか)
2 エレン・ケイ 新しい世紀への夢(Ellen Karolina Sofia Key(1849〜1926)のこと;『児童の世紀』(一九〇〇年)の刊行から百年が過ぎて;ヴェッテルン湖のほとりのストランド荘と、太陽の光 ほか)
3 エレン・ケイを待っていた日本(大正時代の青春;戦時体制下のスウェーデン紹介;『児童の世紀』が生かされる時代へ)
エピローグ バルト海のほとりの原風景
<われわれは子どもの心に、美しい糸をていねいに織り込まねばならない>
百年前に『児童の世紀』を著したエレン・ケイの言葉。白鴎大学教授で保育界の第一人者である著者がエレン・ケイのロマンティシズムを旅します。子どもを愛するすべての人に贈る一冊です。 ヴェッテルン湖という大きな湖を南にして、太陽の光がさんさんと降り注ぐまばゆいばかりの丘に、エレン・ケイの過ごした館が建っています。その館から毎日、湖の水平線を目にしていた彼女は、「水平線」という言葉を、希望を表わすものとして使いました。見えない明日を憂いている私たちが、今こそ求めているもがエレン・ケイの思想の中にあります。 美しい写真を多数掲載。作家・落合恵子さんとの対談も収録。