進駐軍クラブから歌謡曲へ

戦後日本ポピュラー音楽の黎明期

みすず書房
東谷護　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2005年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784622071372

内容情報

[BOOKデータベースより]

雪村いづみ、江利チエミ、ペギー葉山、松尾和子、穐吉敏子、渡辺貞夫…若き日の音楽家を育てたクラブを詳述し、のちの黄金時代の出発点を浮き彫りにする。

序（問題の所在；戦後日本のポピュラー音楽文化の基盤としてのクラブ　ほか）
第１章　米軍が日本に与えた音楽的衝撃（戦前のポピュラー音楽と軍楽隊との関係；クラブ誕生までの経緯と経営方法　ほか）
第２章　演奏者にとってのクラブ（軍楽隊出身者のジャズへの転向；軍楽隊出身者以外の演奏家のクラブへの進出　ほか）
第３章　仲介業者にとってのクラブ（仲介業とは何か；ゲイ・カンパニー　ほか）
第４章　従業員にとってのクラブ（米軍施設内で働くということ；横浜クラブ事情　ほか）
第５章　戦後日本のポピュラー音楽文化への影響（占領期の終結はクラブ関係者に何をもたらしたか；オフリミットの外へ）

[日販商品データベースより]

雪村いづみ、江利チエミ、ペギー葉山、松尾和子、穐吉敏子、渡辺貞夫…。若き日の音楽家を育てたクラブを詳述し、のちの黄金時代の出発点を浮き彫りにする。音楽愛好家および戦後史に関心のある人にとって貴重な書。