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- 信用リスクモニタリングと日米比較金融システム論
-
英和対照
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2005年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784902225143
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[BOOKデータベースより]
本書は著者の論文“Financial Institutions,Monitoring and Financial Fragility‐An institutional approach to understanding Japan’s prolonged financial slump”のうち、特に信用リスクモニタリングの観点から、日本型ともいえる銀行を中心とした間接金融システムと証券市場を中心とした米国型直接金融システムとの比較分析を行なった章を再構成したものである。効果的な審査や信用リスクモニタリング行動はどのようになされるのか、あるいは妨げられるのか。その答えは「制度」によることを明らかにすることが本書の主目的である。
第1章 序論の要約(信用リスクをいかに社会的に吸収するか;構成)
第2章 分析方法と理論的枠組み、および基本的分析(インセンティブ・アプローチ(情報経済学からのアプローチ);バンクレント;制度変更理論)
第3章 日米比較金融システム論(金融仲介・モニターとしての日本型「メインバンク」;アングロ・アメリカン(米国型)金融システム;1990年代における日米金融構造の変化)
第4章 経営健全性規制とモニタリング努力へのインセンティブ(貸し手におけるモニタリング努力へのインセンティブの変化に対する考察;日本の伝統的モニタリングシステムを取り巻く経済環境変化;規制緩和後の邦銀マネージャーの貸出行動・戦略の変化;経営健全化規制に係る理論;その他のレント効果)