グリーンバーグ批評選集

勁草書房
クレメント・グリーンバーグ　藤枝晃雄　上田高弘　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2005年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784326851850

内容情報

[BOOKデータベースより]

マネによる自己批評性／ミディアムの刷新にはじまる、二次元性／色彩／空間の追求などを歴史的に位置づけ、マティス、ピカソ、そしてポロック等へ至る軌跡を示す。

第１部　文化（アヴァンギャルドとキッチュ；さらに新たなるラオコオンに向かって；モダニズムの起源）
第２部　美術（モダニズムの絵画；イーゼル画の危機；コラージュ　ほか）
第３部　芸術家（フィラデルフィアにおけるマネ展；セザンヌ；七十五歳のピカソ；マティスの影響）

[日販商品データベースより]

マネ以降の美術のモダニズムを歴史的洞察を背景に理論化した、20世紀最高の美術批評家の主論文、エッセイを収めた待望の書。

20世紀最高の美術批評家の一人、グリーンバーグの主論文、エッセイを収めた待望の書。50年代後半以後の美術は彼の批評を巡って展開する。出世作「アヴァンギャルドとキッチュ」など文化理論から出発し、その後美術に絞ってポロックらと共に抽象表現主義をつくり上げた。具体的な個展／作品の批評を通して自己の立場を形成し、的確な判断から優れた作家を発見する。また、マネ以降の美術のモダニズムを歴史的な洞察を背景に理論化した。