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[BOOKデータベースより]
「水滸伝」は梁山泊に集う好漢たちが繰り広げる壮大な物語。本書は、痛快で外連味あるストーリーのダイジェストはもちろんのこと、武松、魯智深といった有名な登場人物に焦点を当て、わかりやすく解説しています。また、英傑のモデルとなった実在の人物、年代における語彙の変遷、演劇や日本文化との関連といった様々なテーマを学術的に読み解きます。フィクションと思われている「水滸伝」が、意外にも多くの部分で史実に基づいていることや、時代に応じて微妙に変化しつづけた「水滸伝」から中国社会の変遷が読みとれることに気づくでしょう。
第1章 『水滸伝』の物語をおって(宋国に騒動の種が降る―東京から渭州へ;魯智深、林冲と兄弟の契りを結ぶ―五台山から東京へ ほか)
[日販商品データベースより]第2章 『水滸伝』物語の中から(宋代の都市―宋代の行政区画;河川と運河―都市と水運 ほか)
第3章 『水滸伝』物語ができるまで(作者は誰か?―謎の人物「施耐庵」;もう1人の作者―2人目の作者「羅貫中」 ほか)
第4章 『水滸伝』物語ができてから(その後の『水滸伝』―『水滸伝』の続編;陳忱『水滸後伝』(第1〜12回)―阮小七再登場 ほか)
痛快なストーリーのダイジェストはもちろんのこと、武松、魯智深といった有名な登場人物に焦点を当て、わかりやすく解説。魅力あふれる108人の好漢に迫る水滸伝ガイドブック、遂に登場。