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司馬遼太郎が考えたこと 3(1964.10〜1968.8)

エッセイ
新潮文庫 しー9ー45

新潮社
司馬遼太郎 

価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2005年02月
判型
文庫
ISBN
9784101152455

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内容情報
[BOOKデータベースより]

日本は経済大国の仲間入りを果たし、「昭和元禄」の繁栄が始まった。司馬遼太郎は、『国盗り物語』『関ケ原』など大作を次々に発表、1968(昭和43)年には『竜馬がゆく』がNHK大河ドラマとなり国中の喝采を得る。第3巻は、執筆の内輪を明かす「歴史小説を書くこと」、ベトナム戦争の泥沼に足を踏み込むアメリカと安穏とする日本を対比した「平和は難かしい」など129篇を収録。

三友消息
わが土佐史への想い
あとがき(『竜馬がゆく 狂瀾篇』)
作者の言葉(「北斗の人」連裁予告)
作者のことば(「城をとる話」連載予告)
骨折り損
新大阪駅での思案
日記
ふるさと
あとがき(『酔って候』)〔ほか〕

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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)

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井沢ファン

面白かった

司馬遼太郎が40歳(1964/10)から44歳頃まで(1968/8)のエッセイ。すでに自分がこのころ著者よりも年が上回っている時に、壮年の司馬遼太郎のエッセーを読んでいるが、時代が50年以上経過して変遷する中で読んでみると不思議な気がする。時代の違いを理解しつつ、「そうか司馬遼太郎はこのころこんなことを考えていたんだ」と感じながら読んでみると、著者の理解が進むとともに、ちょっと変人だったのかなと思うこともある。結論としては、比較的面白く興味がわくことが書いていることや、小説で出ていない取材の体験談や経過などが出ていて飽きることなく読めた。

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