芸術・思想家のラストメッセージ

人生の終わりに考えたことは純粋だった

フィルムアート社
フィルムアート社　石原陽一郎　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2004年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784845904693

内容情報

[BOOKデータベースより]

最後に気づく一番大切なこと。何かをやりぬいた人の言葉の輝き。

音楽家系（Ｌ．バーンスタイン（指揮者）―人間の結ばれを求めたバイセクシュアルな調性の世界；武満徹（作曲家）―神なき祈りを音楽に託す　ほか）
思想家、革命家系（フリードリヒ・ニーチェ（哲学者）―病んだ身体を鍛える健康法と思索を統一；マルティン・ハイデガー（哲学者）―十七歳年下の女学生との生涯にわたる恋　ほか）
美術家、小説家、映画作家、建築家系など（ヨーゼフ・ボイス（美術家）―「社会彫刻」を唱え、資本主義をカウントダウン；マルセル・デュシャン（美術家）―「反芸術」の果てに見た自由と賭け　ほか）
心理学者、精神医学者系（Ｓ．フロイト（心理学者）―優雅に美術コレクションを集め、生をまっとう；Ｃ．Ｇ．ユング（心理学者）―湖の傍に石の家を建て、名もなき永遠の道を進む　ほか）

[日販商品データベースより]

彼らは死の直前に何を考えたのか。ピアニスト、哲学者、小説家、建築家など、現代カルチャーを作り変えてきた思想家、アーティストを取り上げ、晩年の状況を紹介しながら、その生身の姿から発せられた言葉に迫る。