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[BOOKデータベースより]
二〇〇〇年から翌年にかけて、日本の歴史教科書はまたしてもアジアの国々の批判を浴びた。底流に渦巻くのは、日本はアジアにたいする植民地化と戦争を真に自己批判していないのではないかという根深い疑念である。歴史叙述とりわけ近代史は、いずれの国においてもナショナリズムを助長する格好の温床となってきた。本書は、日韓の歴史家たちが植民地支配の過去を克服して真の相互信頼を築くべく、植民地化と近代性の関係という両国のナショナリズムにかかわるもっとも困難な問題に挑戦し、ナショナリズムの同時克服を可能にするような新しい歴史叙述を模索した、貴重な記録である。
第1部 植民地近代という空間(自主的近代と植民地的近代;朝鮮王朝の象徴空間と博物館;植民地近代と大衆社会の登場;国民国家の建設と内国植民地―中国辺疆の「解放」)
[日販商品データベースより]第2部 文化の雑種性(李孝石と植民地近代―分裂の記憶のために;植民地期の在日朝鮮人論―帰属・文化をめぐって;植民地の憂鬱―一農村青年の再び見出された世界)
第3部 東アジア史の再構築(東アジアにおける近代化、植民地化をどう捉えるか;民族史から文明史への転換のために)
研究動向 「植民地的近代」をめぐる近年の朝鮮史研究―論点の整理と再構成の試み
東アジア歴史フォーラム―先史時代から歴史時代への移行
従来しばしばお互いを助長してきた日韓のナショナリズムは、同時に克服されなければならない。問題意識を共有する日韓の歴史学者が、植民地支配と近代化の関係という困難な主題を通してこの課題に挑んだ野心的論集。