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- 変容する東南アジア社会
-
民族・宗教・文化の動態
めこん
加藤剛
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2004年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784839601768
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[BOOKデータベースより]
民族・宗教・文化の動態的理解を目指して―東南アジアのフィールドから
[日販商品データベースより]第1部 民族の位相(歴史のなかの民族境界―ボルネオ島西部国境社会における村落と国家;ジャワで“華人”をどう識るか―同化政策30年の後で;近くて遠い隣人―タイ・ラオ民族間関係の歴史的展開)
第2部 宗教と国家(活きる“周縁”、揺らぐ“中心”―移動するタイ系民族の国境域での仏教実践;タイ・ビルマ国境域の“カレン”から見る民族と宗教の動態;“正しい”宗教の政治学―マレーシア国境海域におけるイスラームと国家)
第3部 文化の再編(イスラーム国家マレーシアに見る仏教徒シャム人のアイデンティティ;フィリピン産織物ニピスの文化的意味変容をめぐって;現代インドネシアの文化政策と地域アイデンティティ―リアウ州のムラユ化の政治過程)
今、アジアの国境地帯がもっともおもしろい−−「境域への着目、境域からの視点」がアジア研究のポイントです。この10年間、東南アジアは猛烈に動いてきました。特に変化がはげしかったのは、各国の中心である首都ではなく、「境域」、つまり国境地帯です。その変化はあまり日本のマスコミには伝えられていませんが、ここに集まった10名の研究者はいずれも鋭い嗅覚で境域の変容をかぎつけ、そのダイナミズムをじっくり観察してきました。本書はその報告です。社会学系の専門書ですが、地域のひろがりやテーマの面白さから、アジアに関心のある一般の読者にも興味を十分に満たしてくれる本です。