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- 横断する文学
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〈表象〉臨界を超えて
ミネルヴァ評論叢書〈文学の在り処〉 4
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2004年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784623040650
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【2022年02月発売】
[BOOKデータベースより]
十九世紀と二十世紀の狭間で、文学・哲学・科学の諸領域で何が生起したのか?表象パラダイムのアポリアとしての“時間”の発見、表象媒体に走る亀裂…横断者はその亀裂を“国境”に変え、表象の臨界にふれる。
“不気味”の構造―漱石・時間・表象
[日販商品データベースより]前略、大江健三郎様―地形図的倒錯をめぐる『懐かしい年への手紙』への手紙
魂と暗喩―小説家の“回心”について
禁忌のトポロギー―空間の不可能あるいは三島的“時間”の生成
拝啓、三島由紀夫様―自由と符丁をめぐる『豊饒の海』への手紙
横断的、反=創建的―レイナルド・アレナス発見
小説という脱≠領土―プルーストという書記動物
“ある晩”の一語と“小説”生成―バルト 批評家の“愚行”について
欲望と表象―うつむく鏡花あおむく鏡花
“国境機械”について―多和田葉子あるいは母語の異邦人
歩行するエス―古井由吉 人=影の切断
歩くように―デュラス 書くことの脱=領土化
揺れる名―深沢七郎 越境する固有名
自由を聴き分ける耳―井伏鱒二 耳のクレオール
19世紀と20世紀の狭間で、文学・哲学・科学の諸領域で何が生起したのか。表象パラダイムのアポリアとしての「時間」の発見、表象媒体に走る亀裂…。横断者はその亀裂を「国境」に変え、表象の臨界にふれる。