- 東京物語
-
- 価格
- 781円(本体710円+税)
- 発行年月
- 2004年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087477382
[BOOKデータベースより]
1978年4月。18歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊…。バブル景気に向かう時代の波にもまれ、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。80年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を鮮やかに描きだす、まぶしい青春グラフィティ。
[日販商品データベースより]直木賞作家が贈る青春グラフィティ。
1978年4月、親の反対を押し切って上京した久雄は、バブル期を迎えた80年代の東京で、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく。眩しくて懐かしい、青春グラフィティ。(解説・豊崎由美)
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 80年代の自分自身を重ねられる一冊。奥田英朗さんの自伝としても読める。ジョン・レノンが撃たれた日、新日鉄釜石がラグビー日本選手権で七連覇した日など、物語で描かれているその日に自分が何をしていたか正直覚えていないが、主人公と同じ日を生きていたという感慨が、物語を身近なものにしている。奥田作品は『最悪』『邪魔』から入ったが、本作を読んで作家本人に興味が湧き、エッセー『延長戦に入りました』『港町食堂』など読み広げた。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
東京で働くことに憧れていた自分にとってまさにバッチリな小説です。時代は全然違いますが、主人公と自分を重ね合わせて読みました…
80年代の自分自身を重ねられる一冊。奥田英朗さんの自伝としても読める。ジョン・レノンが撃たれた日、新日鉄釜石がラグビー日本選手権で七連覇した日など、物語で描かれているその日に自分が何をしていたか正直覚えていないが、主人公と同じ日を生きていたという感慨が、物語を身近なものにしている。奥田作品は『最悪』『邪魔』から入ったが、本作を読んで作家本人に興味が湧き、エッセー『延長戦に入りました』『港町食堂』など読み広げた。
吉岡広統/編集長 日経エンタテインメント!
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/10/15
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】