この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 道徳から応用倫理へ
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2013年07月発売】
- テクスト世界の解釈学
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2012年12月発売】
- 人間学としてのリクール哲学
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2016年08月発売】
- ベルクソン読本 新装版
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2013年05月発売】
- カントと啓蒙のプロジェクト
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2017年11月発売】
[BOOKデータベースより]
時間は物語のかたちで分節されるに応じて人間的な時間となり、物語は時間的実存の条件となる時にその完全な意味に到達する…。カントやハイデガーなどの時間論に胚胎するアポリアを、“物語的自己同一性”の概念によって豊饒な解決に導く。
第1篇 時間性のアポリア論(魂の時間と世界の時間―アウグスティヌスとアリストテレスの論争;直観的時間か不可視の時間か―フッサール対カント;時間性、歴史性、時間内部性―ハイデガーと“通俗的”時間概念)
第2篇 物語の詩学―歴史・フィクション・時間(生きられる時間と普遍的時間のあいだ―歴史的時間;フィクションと、時間についての想像的変化;歴史的過去の実在性;テクストの世界と読者の世界;歴史とフィクションの交叉;ヘーゲルを断念する;歴史意識の解釈学へむけて)