親鸞の生と死 増補新版

デス・エデュケーションの立場から

法蔵館
田代俊孝　

• 価格: 4,730円（本体4,300円＋税）
• 発行年月: 2004年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784831880000

内容情報

[BOOKデータベースより]

「死そして生を考える研究会」（ビハーラ研究会）を創設し、「死生学」を提唱したビハーラ研究の第一人者が、浄土教における死の受容と超越を釈尊から親鸞に至る思想史の上で検証、解明する。

生命のモノ化と死のタブー視
仏教の興起と死苦の認識
無生無滅の浄土教的展開
臨終来迎思想と死の受容
死苦の普遍的解決の萌芽
生死出離の浄土教的展開―「選択」と「唯信」
如来と念仏
現生における死の超越
生死出離の実存的展開
生死の迷いと方便
現生における死の受容と超越の種々相

[日販商品データベースより]

浄土教における死の受容と超越を釈尊から親鸞にいたる思想史の上で検証する。さらにその具体的なあり方を，蓮如，清沢満之，現代の鈴木章子など，念仏者の生涯に照察してゆく。