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[BOOKデータベースより]
「作者は死んだ」とするテクスト論的な読みを超えて、「機能としての作者」という視点から、リクール、ラカンなどを援用しつつ、日本文学に意想外の読みの地平を拓く。
序 語り直す機構―「機能としての作者」と『舞姫』
[日販商品データベースより]1 視角としての「現在」―谷崎潤一郎(遡行する身体―『痴人の愛』の文化批判;「物語り」えない語り手―『卍』と大阪言葉;表象としての「現在」―『細雪』の寓意)
2 「現在」への希求―大江健三郎(「戦い」の在り処―『芽むしり仔撃ち』の「戦争」;「鏡」のなかの世界―『個人的な体験』のイメージ構築;希求される秩序―『万延元年のフットボール』の想像界と象徴界)
3 重層する時空(生きつづける「過去」―『夢十夜』の表象と時間;審美的な兵士―『野火』の倫理と狂気;生き直される時間―『ノルウェイの森』の「転生」)
「ノルウェイの森」は「豊穣の海」のパロディだ。「作者は死んだ」とするテクスト論的な読みを超え、“機能としての作者”という視点から、リクール、ラカンなどを援用しつつ、日本文学に意想外の読みの地平を拓く。