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[BOOKデータベースより]
警察内部の覚せい剤汚染、警察官誤射殺事件をめぐる深い闇。元京都府警警察官による民事訴訟をきっかけに、堕落した警察の実態がまた明るみにさらけだされた。暴対法改悪によってヤクザ組織幹部の「使用者責任」条項が加えられた今こそ、警察トップの使用者責任が問われるべきだ。
第1章 ドキュメント京都府警の覚せい剤汚染と警察官誤射事件の深層(元京都府警警察官が告発した覚せい剤汚染問題の全貌;警察官誤射殺事件の深い闇)
[日販商品データベースより]第2章 京都府警はなぜ、ここまで腐敗してしまったのか
第3章 検証・暴対法改悪とやくざトップの使用者責任(暴対法改悪とこれまでの問題点;ケーススタディ・「暴力団」の裁判に見る使用者責任の法理;日弁連民暴委『暴力団の不法行為責任―組長と使用者責任法理』のどこがどう問題なのか)
第4章 アウトローと国家・社会(三権分立の建前と民主主義;「空気」を利用した“国家”による支配を見抜け;権力の牽引役としてのマスメディア批判)
第5章 司法官僚主導型社会を許してよいのか(「腐敗する司法」―第二の行政官庁の誕生;司法官僚主導型社会に警鐘を鳴らす)
今、なぜやくざの「使用者責任」なのか。改悪暴対法の成立は、司法官僚主導型政治が完成しつつあることを意味している。どうしてこのような状況に至ったのか、暴対法改悪の背景とともに検証する。