- 狂気について
-
他二十二篇 渡辺一夫評論選
岩波文庫 青188ー2
- 価格
- 1,155円(本体1,050円+税)
- 発行年月
- 1993年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784003318829
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[BOOKデータベースより]
暴力に対する嫌悪、人間の機械化に対する嫌悪、そして人間に対する愛を心に抱いて生きること―ユマニスムを生涯の思想とした著者(1901‐75)の静かな祈願のことばは、読む者の胸に深い感動を呼び覚ます。真の知性の眼をもって人間性の根源を洞察するエッセイ・評論23篇を収録。
1(「テレームの僧院」のこと;やはり台所があったのか?;海に浮かぶ「テレームの僧院」について;「テレームの僧院」について(翻訳解説より);「パンタグリュエリヨン草」について(翻訳解説より))
2(ユマニストのいやしさ;モンテーニュと人喰人;エラスミスムについて)
3(トーマス・マン『五つの証言』に寄せて;狂気について;文法学者も戦争を呪詛し得ることについて;人間が機械になることは避けられないものであろうか?;戯作者の精神;不幸について;宿命について;寛容は自らを守るために不寛容に対して不寛容になるべきか)
4(エドゥワール・シャンピヨンのこと;買書地獄;本を読みながら;一挿話)
5(アンリ四世の首の行方;白日夢 カトリーヌ・ド・メディチ太后の最期とその脚の行方)
6(老耄回顧)