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- ブレイク詩集
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2004年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784003221723
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 日常のなかで、“恥ずかしさ”を感じることがまぁよくある。人前で話すとき、怒られたとき、「わからない」と言うとき。自分はそういう恥ずかしがりなタイプなんだよしょうがない、と軽く受け流していたけれど、そんな自分を突き刺した一節、羞恥は高慢の外套である。たしかに例えば、なんで人前で話すとき恥ずかしさを覚えるのだろか、と考えてみると、そこには“優れている自分”を想定している自分が見え隠れ。出来ない自分が露見しやしないかと不安で、取り繕おうとするから緊張もする、んじゃないかと思い至った。はぁ、それでは自分は高慢まみれじゃないかとたいへん落ち込んだのだった。今は恥ずかしいと感じたら、即座にこの一節を思い浮かべることにしている。けっこう気が楽になった。
[BOOKデータベースより]
「虎よ、虎よ、輝き燃える/夜の森のなかで…」(「虎」)―彫版師、画家、預言者…と多面的な顔をもつイギリスの詩人ウィリアム・ブレイク(1757‐1827)。『無垢と経験の歌』『セルの書』『天国と地獄の結婚』『詩的素描』など、イギリス・ロマン派のさきがけとなった詩人の神秘的な幻想詩のエッセンスを対訳形式で収録。
1 『無垢と経験の歌』
2 『セルの書』
3 『天国と地獄の結婚』より
4 『アルビヨンの娘たちの幻覚』
5 『詩的素描』より
6 『ピカリング稿本』より