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- 箱根の坂 上 新装版
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- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2004年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062748018
[BOOKデータベースより]
応仁ノ乱で荒れる京都、室町幕府の官吏、伊勢氏一門の末席に、伊勢新九郎、後の北条早雲がいた。家伝の鞍作りに明け暮れる、毒にも薬にもならぬ人間で生涯をことなく送るのが望み、と考えていた。だが、妹分の美しい娘、千萱の出現が、彼の今までの生き方を激変させる契機となり覇者への道を歩み出した。
[日販商品データベースより]新装版 司馬遼太郎の名作
応仁ノ乱で荒れる京都、室町幕府の官吏、伊勢氏一門の末席に、伊勢新九郎、後の北条早雲がいた。家伝の鞍作りに明け暮れる、毒にも薬にもならぬ人間で生涯をことなく送るのが望み、と考えていた。だが、妹分の美しい娘、千萱(ちがや)の出現が、彼の今までの生き方を激変させる契機となり覇者への道を歩み出した。
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北条早雲の誕生前、職人だった
北条早雲、伊勢新九郎の半生記だが、井沢元彦さんの「逆説の日本史」にも出ていたことである程度は知っていたが詳しく書かれてある。伊勢平氏の流れを汲んでいたことや足利義視の取次役をしていたこと、また、今でいえば職人として身を立てていて大名になることはまったく考えていなかったことが興味深い。40代に入った晩年に戦国大名にのし上がってゆくのだが、人生最後までどうなるかわからない。
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早雲の人間性に共感をおぼえる。(めいめいおじさん/男性/60代)
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伊勢新九郎と呼ばれていた若者がいかにして関東の覇者、北条早雲としての道を歩むことになったのか。為政者として必要なものは何なのかを考えさせられる作品。著者の歴史小説としては最後の頃の作品であるが、読み応えのある作品です。(ティガのぱぱ/男性/50代)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 巨匠司馬遼が混沌とした戦国黎明期を舞台に、北条早雲の生涯を描いた畢竟の名作である。司馬文学の集大成と呼ぶにふさわしく、その絶妙な語り口はもちろん、短歌や里謡を巧みに引用し、読者を縦横に魅了するその手腕は、名人芸と呼ぶにふさわしい。使用する語句から句読点の位置まで計算され尽くされ、読者は心地よい世界に浸ったままページをめくる手が止まらなくなる。作家である私にとって『箱根の坂』は越えねばならない坂であり、これまでも早雲を主人公にした連作短編集『疾き雲のごとく』(講談社文庫)を上梓、2012/09からは、いよいよ早雲の長編『黎明に起つ』をNHK Web Magazineで開始することになった。
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
家伝の鞍作りに明け暮れていた伊勢新九郎が相模の覇者となった北条早雲になる物語で、人生ひょんなことから覇者になったこと。(寿太郎/男性/60代以上)
巨匠司馬遼が混沌とした戦国黎明期を舞台に、北条早雲の生涯を描いた畢竟の名作である。司馬文学の集大成と呼ぶにふさわしく、その絶妙な語り口はもちろん、短歌や里謡を巧みに引用し、読者を縦横に魅了するその手腕は、名人芸と呼ぶにふさわしい。使用する語句から句読点の位置まで計算され尽くされ、読者は心地よい世界に浸ったままページをめくる手が止まらなくなる。作家である私にとって『箱根の坂』は越えねばならない坂であり、これまでも早雲を主人公にした連作短編集『疾き雲のごとく』(講談社文庫)を上梓、2012/09からは、いよいよ早雲の長編『黎明に起つ』をNHK Web Magazineで開始することになった。
伊東潤/作家 歴史小説家
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/09/22
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