- 長い腕
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- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2004年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043746019
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:4)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
10年前の乱歩賞の衝撃再び!!体調不良から復活した作者の今後に期待。歪みが人間に与える恐怖♪
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sige
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なぜ腕が長いのか
いきなり江戸時代の話が1ページ入って物語が始まる。この1ページがどこで物語と繋がるか楽しみになる。
前半の内容は、この作品は“お仕事小説”かと思わせる位、ゲーム製作の過程が詳しく描かれている。作者がゲーム制作会社に勤めているのでお手の物なのだろう。我々の知らない業界の内部の様子に興味が湧く。
後半の愛媛県の町での展開はさすがに横溝正史ミステリ大賞受賞作だけあって素晴らしい。ネット社会とこの町の古い因習との関連付けはちょっと強引? スタートの1ページの意味や「長い」の意味が分かると旨いなと思う。表紙の画像も頷ける。
蛇足だが、この作家は「煮詰まる」という言葉を「行き詰って身動きがとれない状態」と解釈した使い方をしているようだ。これも標準の用法になってしまうのかも。
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でこ
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違和感・・・。うーん
横溝正史ミステリ大賞受賞作、ということで購入。
前半のいかにも現代的なパートから一転、突然がっつり横溝テイストな、
田舎での薄暗い事件がメインに。
ゲームの制作過程と家屋の知識、それぞれのパートで見ると興味深くて面白い…けど、
あえてこのふたつをくっつけてしまう違和感が拭えず、個人的に残念でした。
[BOOKデータベースより]
ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。衝撃を受ける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。故郷の中学で女学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。汐路は同僚と女学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが…。現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ!第二十一回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
[日販商品データベースより]東京近郊のゲーム制作会社で起こった転落死亡事故と、四国の田舎町で発生した女子中学生による猟銃射殺事件。一見無関係に思えた二つの事件には、驚くべき共通点が隠されていた……。