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[BOOKデータベースより]
古来、人々のこころを引き付けて止まないソクラテス。その理由は彼の哲学活動のあり方や教説というよりも、むしろ、その死に臨んだおりにとった態度にこそあるといえる。死刑を免れることができたのに自分からすすんで死んでしまったように見える彼は、「なぜ死なねばならなかったのか」。西洋哲学の最も有名な古典、プラトンの『ソクラテスの弁明』『クリトン』など、ソクラテスを知っていた同時代人たちの証言を読み進めることによって、その謎解きを試みる。
第1章 告訴―ソクラテスはなぜ訴えられたのか(告訴状;二つの訴因―その真意は何か;プラトンの理解 ほか)
第2章 裁判―ソクラテスはなぜ死刑になったのか(アテナイの裁判制度;プラトンの『弁明』;クセノポンの理解)
第3章 牢獄―ソクラテスはなぜ逃亡しなかったのか(『クリトン』の記述について;クリトンの勧告;ソクラテスの応答 ほか)