レイ、ぼくらと話そう

レイモンド・カーヴァー論集

南雲堂
平石貴樹　宮脇俊文　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 2004年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784523292869

内容情報

[BOOKデータベースより]

小説好きはカーヴァー好き。気鋭の１０人による文学復活宣言！深く生き生きと多様なカーヴァー論を展開する。

１　仕事（信じられる世界を書く―インタヴュー（カーヴァー，レイモンド）；カーヴァーが文章を書いていた場所（青山南）　ほか）
２　家族（アチャイルドハプンズ―レイモンド・カーヴァー体験について（後藤和彦）；カーヴァーの詩学―個人的な、あまりに個人的な（渡辺信二））
３　コミュニケーション（大地に吹く風―カーヴァーが描いたインディアンと「六〇エーカー」（宮脇俊文）；コロスは殺せない―カーヴァーの名付けられぬコミュニケーション（三浦玲一）　ほか）
４　アメリカ（『ショート・カッツ』への最短距離（巽孝之）；ケーキを食べた男（柴田元幸）　ほか）

[日販商品データベースより]

「小説好き＝カーヴァー好き」の復活宣言の書。カーヴァーを通じて小説を読むことの楽しみや意味を取り戻すために、気鋭の１０人が深く生き生きとした、個人的で多様なカーヴァー論を展開する。