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- ザクセン大公ハインリヒ獅子公
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中世北ドイツの覇者
Minerva西洋史ライブラリー 60
Heinrich,der Lo¨we.- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2004年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623037568
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[BOOKデータベースより]
ドイツ中世の代表的な貴族といえば、皇帝フリードリヒ1世・バルバロッサとザクセン大公ハインリヒ獅子公である。2人は従兄弟で、仲が良く、南北ドイツでの支配拡張にあたっては、ともに協力しあった仲であった。しかし、権力の絶頂期にさしかかると、イタリア政策をめぐって対立し、ついには不倶載天の敵となる。ハインリヒは皇帝と競い、戦いに敗れ、帝国追放の身となる。ハインリヒの登場は、領邦国家体制へというドイツ中世国家の転換期を意味し、彼はまた商業を育成し、都市建設を促進した。ハンザ同盟の盟主リューベック、ハンブルク、そしてミュンヘン市の建設は彼に負うている。本書は、そうした獅子公の時代と人間像を活写した、王統派ドイツ中世史研究の傑作といえよう。
第1章 相続した遺産と周囲の状況
[日販商品データベースより]第2章 若きハインリヒとザクセン統治の開始
第3章 シュタウフェンとヴェルフェンの和解―大公、帝国に奉仕す
第4章 ノルトエルビンゲンとバルト海域における政策
第5章 ザクセンにおける大公支配の樹立―ハインリヒと対立者の戦い
第6章 ザクセン大公国の統治、ハインリヒの都市・教会政策
第7章 バイエルン大公
第8章 権力の絶頂にあって
第9章 獅子公の失墜
第10章 国外追放の時期と晩年
第11章 芸術と学問の保護
第12章 大公の風貌と性格、その形姿の歴史的変遷像
ドイツ中世の代表的な貴族のひとり、ザクセン大公ハインリヒ獅子公。本書では、彼の生き様と行動、政策、葛藤、そして戦いを生き生きと描写する。王統派ドイツ中世史研究の傑作。