- おさん 改版
-
- 価格
- 825円(本体750円+税)
- 発行年月
- 2003年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101134147
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男はなぜ女の気持ちをわからないのか
この作品の中に出てくる「葦は見ていた」という小品について書きます。男と女がいました。男は地方の武家で将来を嘱望されおり、女は江戸の遊女でした。男は女にのぼせ上り蕩尽し、女は男を愛することで応えようとしました。次第に生活は破綻していき、周囲からの諌める声に追い詰められた末に男が発したことばが女を思いもかけない行動に走らせます。最後まで分かり合えない男と女の性(さが)と、ラストの何とも悲しいシーンが心に残ります。他にも男女の心の機微を描いた傑作ぞろいの1冊です。