- エーリカ
-
あるいは生きることの隠れた意味
Erika.三修社
エルケ・ハイデンライヒ ミヒャエル・ゾーヴァ 三浦美紀子- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2003年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784384040098
[BOOKデータベースより]
人生、ときとして、自分本来の居場所がどこなのかわからなくなることがあるものです。クリスマス休暇を前に、締めくくりをするこのベティのように。「それはまるで生活するのを忘れてしまったかのようだった」。エーリカという名前の大きなブタのぬいぐるみが、生きることにもう一度ある意味を与えてくれる―たとえそれが隠れた意味であっても―、その様子をエルケ・ハイデンライヒが、とても美しいこの物語の中で語ってくれます。そして、ミヒャエル・ゾーヴァほどにこのメランコリックでまた人の心を和らげるトーンを絵にできる画家はいないでしょう。彼が描くエーリカはこれほどすなおで個性的。すぐに好きにならずにはいられません。
[日販商品データベースより]クリスマスも間近なベルリン。ベティは仕事に追われ、疲れ切っていた。そんなベティが出会った大きなブタのぬいぐるみ「エーリカ」。聖なる夜、ピンクのブタが奇跡を起こし…。いっぷう変わったクリスマス物語。
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分かれた夫のもとに旅する女性の物語。
旅立つときに見つけた大きな豚のぬいぐるみのエーリカとともに旅する女の気持ちが、意味深長に描かれていました。
エーリカはもう一人の自分なのでしょう。
結局旅は、彼の場所を通り越して、見知らぬ駅で、新たな世界へと続きます。
ゾーヴァの描く絵に際立ったエリーカの存在が暗示的です。
大人の物語です。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】