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[BOOKデータベースより]
聴覚障害児教育の主流であり続けた「聴覚口話法」がもたらしたものは何だったのか。聞こえない子どもたちの言語力、学力、アイデンティティを根底から問い直し、新たなる学力論、障害認識論、リテラシー論。
序章 たったひとりのクレオール―はじまりの問い
第1章 インテグレーション再考(インテグレーションの現状と課題;難聴児の自己形成方略―インテグレーションの「成功例」とは何だったのか ほか)
第2章 学習論(聞こえない子どもたちは何のために勉強するのか;聴覚障害児の学習とことば ほか)
第3章 障害認識論(障害「受容」から障害「認識」へ;聴覚障害児教育における障害認識とアイデンティティ ほか)
第4章 リテラシー論(リテラシー問題を議論する際の前提条件;聴覚障害児教育における言語観と学力問題)
終章 障害認識論とヒルバーグ的立場―どうして私たちはそんなことをしたのでしょう
決してきちんとは「聞こえない」にもかかわらず、「聞こえているはず」という視線の中で、生きていかざるを得ない子どもたちの苦しみを私たちは本気で考えたことがあったのだろうか。(本書より)
約10年にわたる論考の数々によって聴覚障害児教育に潜む諸問題を分析し、読者をさらなる思考へと誘う。
著者自身による詳細な注が、本書の特徴です。
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