- 重光・東郷とその時代
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- 価格
- 1,246円(本体1,133円+税)
- 発行年月
- 2003年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569660387
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[BOOKデータベースより]
幣原退陣から敗戦に至るまでの14年間、日本の外交をリードしたといえる人物はいない。歴史に「もし」はないが、その間、陸奥・小村・幣原のような練達や外交官が長期間、責任を持たされて外交を担っていたならば、日本はどうなっていただろうか。本書は長期的な戦略も情勢判断もなく戦争への道を歩み出し、ついに苦渋の選択をするに至った、大日本帝国の「滅びの叙事詩」を描いた長編歴史評論である。
歴史の真実―現在生きている人間の価値観だけで歴史は書けない
満洲国承認―石原莞爾の鬼謀によって満洲はたちまち制圧された
連盟脱退と満洲建国―国家社会主義や五族協和という理想を満洲に夢見て
最後の平和―満洲事変は収まり日中関係改善のチャンスが訪れた
二・二六事件―昭和十年、十一年、日本国内の潮流は大きく変った
迫り来る戦雲―昭和十年、十一年、アジアも欧州も大きく変化した
盧構橋事件―中国側に対日抗戦の時機が来たとの雰囲気が漲った
南京占領―外交手段による事態収拾の努力は懸命に続けられた
泥沼へ―事変勃発後の世論は政府の強硬態度を強く支持した
三国同盟の締結―日・独・伊三国の枢軸同盟を最後まで拒否した人たち〔ほか〕