- 魏志倭人伝の考古学
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2003年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006001063

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「おすすめ古墳・飛鳥時代の本」レビューコメント
どこにあったか、ということに論点を置かず、当時の生活習慣や習俗と『魏志倭人伝』の記述にある共通点・差異を考察している本です。
一見難しそうに思えたのでしばらく積読していましたが、読み始めると語り口が合っていたからか読みやすかったです。
専門的な知識がなければ分かりにくい部分はさらりと読み飛ばしてしまいましたが、それを踏まえても興味深く読むことができました。(ニョロニョロ/女性/20代)
[BOOKデータベースより]
魏志倭人伝に記された邪馬台国などの国々…。そこでは一体どんな生活が営まれていたのだろうか。魏志倭人伝の記事に、考古学的事実を照らし合わせ、また、民俗学・人類学などの知見も織り交ぜながら、情熱の考古学者が卑弥呼の時代の暮らしに迫る。完成に強い意志をもちながらも病に倒れた著者の、最新にして最後の到達点。
第1部 『三国志』と魏志倭人伝
第2部 倭人の風俗(魏志倭人伝の国ぐに;南、邪馬台国に至る;もぐり漁;いれずみ;髪と衣;稲;蚕と絹 ほか)
第3部 弥生の「国」の中心を歩く―吉野ヶ里