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人間ドキュメント
河出書房新社 飯田辰彦
放浪の果てに辿りついた山形県鶴岡市。奴と蔑まれても絵筆を放さなかった風狂画人の凄絶な生涯!1968年正月、山形県鶴岡市の精神病院で、ひとりの不遇の画家が63歳の生涯を閉じた。名を服部二柳という。二柳は明治37年、父・服部五老の次男として京都の中京区に生まれた奇才南画家であり、昭和11年以降、先祖の出身地である鶴岡に住んだ。その前半は支持者にも恵まれて多くの秀作をものにしたが、戦後は流浪の身となり、食うために描く生活が続いた。当時、異様な風体で町を歩くこの乞食画家のことを、鶴岡市民は“ヤッコの二柳”と呼んだ。そこには侮蔑のニュアンスとともに、人のいい異才に対する恐れと親しみの情がこめられていた。
1968年正月、山形県鶴岡市。精神病院でひとりの不遇の画家が63歳の生涯を閉じた。南画家・服部五老の次男として京都に生まれ、将来を嘱望された天才画家の、才能を完全燃焼させることなく散った人生を描出。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
放浪の果てに辿りついた山形県鶴岡市。奴と蔑まれても絵筆を放さなかった風狂画人の凄絶な生涯!1968年正月、山形県鶴岡市の精神病院で、ひとりの不遇の画家が63歳の生涯を閉じた。名を服部二柳という。二柳は明治37年、父・服部五老の次男として京都の中京区に生まれた奇才南画家であり、昭和11年以降、先祖の出身地である鶴岡に住んだ。その前半は支持者にも恵まれて多くの秀作をものにしたが、戦後は流浪の身となり、食うために描く生活が続いた。当時、異様な風体で町を歩くこの乞食画家のことを、鶴岡市民は“ヤッコの二柳”と呼んだ。そこには侮蔑のニュアンスとともに、人のいい異才に対する恐れと親しみの情がこめられていた。
[日販商品データベースより]1968年正月、山形県鶴岡市。精神病院でひとりの不遇の画家が63歳の生涯を閉じた。南画家・服部五老の次男として京都に生まれ、将来を嘱望された天才画家の、才能を完全燃焼させることなく散った人生を描出。