情報技術革新の経済効果

日米経済の明暗と逆転

日本評論社
篠崎彰彦　

• 価格: 3,630円（本体3,300円＋税）
• 発行年月: 2003年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784535553422

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９９０年代に入り、日本経済は長期の停滞に陥り、対照的に米国は景気拡大を謳歌。本書は、１９９０年代にみられた情報技術革新は日米経済にどのような影響を与えたのか、また、それはかつて議論された日米の企業・経済システムの特徴にどう関わっているのか、という問題を考察するものである。

情報技術革新と日米経済の逆転現象
日米経済の長期概観と１９９０年代
米国経済の活況と情報化投資
情報化投資の経済効果と生産性論争
情報技術発展の経過と１９９０年代の特徴
日本における情報化投資の実証分析
日本の情報化投資の経済効果
情報技術革新と企業改革
企業と市場の境界への影響
ネットワークの経済性再考
日米の企業・経済システムと情報技術革新
情報技術革新と制度としての市場
１９９０年代の終焉と「日米同時ＩＴ不況」

[日販商品データベースより]

８０年代とは形勢が逆転した、９０年代における米国経済の活況と日本経済の停滞。その明暗を分けた鍵は情報技術革新にあるとして、日米の経済動向と情報化投資の経済効果を分析し、そのメカニズムを解明。