[BOOKデータベースより]
一八〇〇(寛政十二)年閏四月十九日に江戸深川から、伊能忠敬は蝦夷地(北海道)測量への第一歩を歩みはじめた。測量方法は、歩測による実測。その後生涯はすべて測量にささげ、ついに完成させた「大日本沿海輿地全図」は、現在の地図と変わらぬほど正確なものだった。幼くして算法に目ざめ、伊能家の当主として辣腕をふるい、家督を長男に譲った後に天文暦学を修め、地球一周にも等しい距離を実測し忠敬の生涯を、時代の流れと師高橋至時や測量を支えた人々とのつながりの中で描く。
[日販商品データベースより]緯度1度の距離が分かれば、地球の大きさが分かる…。地球1周に等しい距離を実測した忠敬の生涯を、時代の流れと師高橋至時や測量を支えた人々とのつながりの中で描く。子どもと大人が共有できる新しい児童文学。
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とても読みやすかったです。
伊能忠敬という人が、日本で初めて測量して日本地図を作った人だということは知っていましたが、どんな生い立ちで、いつごろ、どうやって測量したのかは、全く知りませんでした。
この本では、彼の生い立ちと数式が好きだったこと、そして天文暦学との出会いを分かりやすく語ってくれていました。
だいたい、初めて測量の旅に出たのが50を過ぎてからだったなんて、驚きです。
今、私が好きなことのなめとはいえ、徒歩で日本各地を回れと、言われたら…、お断りしてしまうと思います。
この本を読んで初めて伊能忠敬という人の生きざまを感じました。
社会の歴史で、必ず彼の名前には出会うと思います。ぜひ、小学校高学年から中学生、高校生のお子さんたちに、この本を進めたいです。
夢は、いくつになってもあきらめなければ「叶う」ということを実践してくれた人です。(てんぐざるさん 50代・埼玉県 女の子24歳、女の子19歳)
【情報提供・絵本ナビ】