- 空の思想史
-
原始仏教から日本近代へ
講談社学術文庫 1600
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2003年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061596009
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[BOOKデータベースより]
一切は空である。神も世界も私すらも実在しない。インド仏教がその核心として生んだ「空の思想」は絶対の否定の果てに、一切の聖なる甦りを目指す。やがてこの全否定の思考は、チベット・中国・日本への仏教東漸の中で、「世界を生み出す無」「真理としての空」という肯定色を強めていく。アジアで花開いたラディカリズムの深い変容を追う二千年史。
世界宗教と空
[日販商品データベースより]ヒンドゥー哲学と空思想
インド仏教の空思想
インド仏教における空(原始仏教;初期大乗仏教)
空と否定―否定における領域の問題
空と自性
空と論理
後期インド仏教と空
チベット仏教における空
中国仏教における空(天台仏教;華厳仏教と禅)
日本仏教における空(最長と空海;仏教の近代化)
空思想の現在
一切は空である。神も世界も私すらも実在しない。インド仏教がその核心として生んだ「空の思想」は絶対の否定の果てに、一切の聖なる甦りを目指す。やがてこの全否定の思考は、チベット・中国・日本への仏教東漸の中で、「世界を生みだす無」「真理としての空」という肯定色を強めていく。アジアで花開いたラディカリズムの深い変容を追う二千年史。
一切は空である。神も世界も私すらも実在しない。
インド仏教がその核心として生んだ「空の思想」は絶対の否定の果てに、一切の聖なる甦りを目指す。
やがてこの全否定の思考は、チベット・中国・日本への仏教東漸の中で、「世界を生みだす無」「真理としての空」という肯定色を強めていく。
アジアで花開いたラディカリズムの深い変容を追う二千年史。