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- DZ(ディーズィー)
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- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2003年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043705016
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「怖い本」レビューコメント
良質なサイエンスミステリ。(k/女性/30代)
- sige
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医学用語が厭でなければ
細胞核移植による遺伝子操作という難しい問題をテーマにした小説。昨年読んだ、海堂尊「ジーン・ワルツ」によく似た題材だ。作家が両方とも医者であるという点で共通する。従って医者という職業的な知識を生かしてあるため、専門用語、学術用語のオンパレードで“ノマルスキー微分干渉装置付倒立顕微鏡”などざらざら出てくる。タイトルの“DZ(ディーズィー)”の意味は最後まで読んでも本文からは分からない。解説でやっと分かる。が、解説から先に読まないほうが面白い。
老刑事が退職してもなお犯人を追い詰めるというのはよくあるパターンだが、後半の緊迫感、緊張感がたまらなく素晴らしい。ハラハラ・ドキドキでページをめくる手が止まらない。
遺伝子・染色体異変や“ロバートソン型転座”など“進化”をテーマにしていてるのも珍しい。専門用語の難しさが嫌でなければお勧めだ。
[BOOKデータベースより]
アメリカ・ペンシルベニア州で、夫婦の冷凍死体が発見された。五歳の息子は行方不明のまま、事件は迷宮入りする。一方、日本では、異常な兆候を示す少女がいた。数年後、恋人を亡くし、重度障害児施設に赴任した女医・志度涼子は、保護室に閉じ込められた少女に出会う。そして、運命の歯車は容赦なく回り始めた―。人類という種が背負った哀しい宿命を、壮大なスケールで描いたヒューマン・ミステリ。第二十回横溝正史賞正賞受賞作。
[日販商品データベースより]ヴェトナム難民船より救出された妊婦が産んだ二卵性双生児の兄妹。彼らが辿り着いた先で待ちうけていたものは――。ふたりの哀しい宿命を壮大なスケールで描いた、第20回横溝正史ミステリ大賞受賞作。