- 小村寿太郎とその時代
-
- 価格
- 1,005円(本体914円+税)
- 発行年月
- 2003年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569579542
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[BOOKデータベースより]
明治維新から日清・日露戦争を経て、世界の頂点に躍り出た日本。陸奥宗光に見出され、桂太郎内閣では外相として、その外交を一手に担った小村寿太郎は、英米の力を背景にロシアに対抗し、その後日本独自の大陸発展を目指したが…。本書は、興隆期日本の命運を背負った小村寿太郎の生涯とともに、日本近代化の歴史を描く力作評伝である。好評シリーズ「外交官とその時代」の文庫化第二弾。
貧交行―貧乏を忘れ国事ばかり考えていた国粋主義者の信念
水を得た魚―小村は時代が要請する「狂者」であり「〓(けん)者」であった
瓦解する清帝国―アジア最後の帝国は欧米列強になすすべなく屈した
議会民主主義への執念―自由民権運動の燈を絶やさなかった男・星亨の生涯
ロシアの東方進出―暴力と懐柔によって既成事実を重ねるロシアの手法
ロシアの満洲占領―ロシアの意図を考えればいずれ戦争は避けられない
日英同盟―小村の意見書が英か露かの選択に決着をつける
日露開戦―その背景には日本の弱点を補う「日英同盟」があった
日本民族の興隆期―日本人の愛国心に世界は驚嘆した
死闘―旅順港攻略戦は日露戦争の最も悲痛な叙事詩だった
世界史の分岐点―日本海海戦は奇蹟の大勝利
ポーツマス条約―ローズヴェルトの説得にも小村は譲る気がなかった
韓国併合―他に選択肢はあったのだろうか
明治の終り