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[BOOKデータベースより]
本書は、グラムシ研究の高揚の基礎にある最近の「校訂版」研究に関する論考を集約したものであり、それによって従来「旧版」を底本とする各種アンソロジー(「合同版選集」など)に依拠したグラムシ像が大半を占めた我が国のグラムシ研究への問題提起、および我が国でも関心の高いグラムシ像の一定の刷新を行う。
『獄中ノート』校訂版研究の意義と課題
転換期の中のグラムシ像
ヘゲモニー論の展開
知識人論の構想と展開
グラムシ思想のアクチュアリティ試論
「コンフォルミズモ(順応主義)」概念の検討
グラムシの「将来社会像」における「自治体(コネーム)」論、「アソシエーション」論の意義
戦後「市民社会」思想と「方法としてのグラムシ」―平田清明の市民社会像によせて
『獄中ノート・校訂版』研究の一側面―竹村英輔におけるグラムシ研究の軌跡
「有機的危機論」と「レフェレンダム(国民・住民投票)」草稿の意義
アソシエーション論の再検討