[BOOKデータベースより]
うれしいときもかなしいときもいつもだれかがそばにいた。あぶないときにはたすけてくれた…。幸運だった一生をふりかえる祖父と、その話に耳をかたむける孫と、ふたりを「見守る存在」とを描いて、ヨーロッパを感動の渦にまきこんだ話題の絵本。
[日販商品データベースより]幸福だった一生をふりかえる祖父と、その話に耳をかたむける孫と、ふたりを「見守る存在」とを描いて、ヨーロッパを感動の渦にまきこんだ話題の絵本。元気と幸せを与えてくれる1冊。5歳から。
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おじいさんが、病院で孫に自分の一生を語ります。
自分はいつも誰かに守られてきたんだと。
文そのものはそれほどインパクトがないのですが、それに合わせた絵がすごい。
文と絵が別人であったらできない絵本です。
バウアーさんは、奥深さを出すために絵とは別にあえて軽い文章にしたのでしょうか。
いつも誰かが守ってくれた。
それは運でしょうか。
誰もが振り返ると、よく無事でここまで生きてこられたと思うのではないでしょうか。
逆に運の悪い人も目にしてきた。
第二次大戦のドイツが出てきます。
ユダヤ人の友達は守ってもらえませんでした。
戦場では、仲間が死んでいきました。
だから、今の自分は守られてきたのだと思うのです。
運命に対する感謝の気持ちでしょうか。
おじいさんの言葉は孫に引き継がれます。
誰もが皆、誰かに守られている。
この気持ちを考えたとき、とても奥が深い。
守られて当たり前と、大きな勘違いをしている大人たちに対してとても強いメッセージを感じます。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子13歳)
【情報提供・絵本ナビ】