[日販商品データベースより]
装丁、文章を一新し、描き下ろしの絵も加えた、豪華なコンビによる日本昔話の決定版。畑の食べ物をみんなくってしまう悪いタヌキをやっと捕まえたじいさま。ところが、そのタヌキにころっと騙されたばあさまは…。
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このシリーズ(フレーベル館の日本むかし話)の『さるかに』を、普段はあまり日本の昔話を読み聞かせても反応がよくなかった娘が楽しそうに聞いていたので、ぜひ同じシリーズの他の昔話もと思い、『かちかち山』を図書館で借りて読みました。
結果、この本も娘は大いに気に入ってくれました。
親になって、日本の昔話を読んで初めてその残酷さに気が付きましたが、このお話もやはり冷静にストーリーを考えてみると残酷だと思います。
おばあさんを殺して「たぬきじるなどだれんるべ ばばあじるでもくってござれ」なんてたぬきが言うシーン
たぬきの背中のかやに火をつけて大やけどをおわせるうさぎ、そしてついにはそのうさぎはたぬきを殺す
こんな残酷な話だったかしら?と思いましたが、やはり娘は残酷なところもさらっと聞いていました。
私が子供の頃に読んで、この残酷さを特に不思議にも何にも思わなかったように、です。
残酷なのにそれをさらっと読めるのは、昔話ならではだと思います。
日本人として、日本の昔話は子供にはぜひ知っていて欲しいと思います。
引き続き、このシリーズの絵本を読み聞かせる予定です。(ほなほなちゃんさん 30代・静岡県 女の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】