- 白鳥とくらした子
-
The lord of the Rushie River.
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2002年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784198616083
[BOOKデータベースより]
やさしいお父さんが航海に出ている間、世話をしてくれるはずの女の人からひどいめにあわされた、小さなスーザン。にげだしたスーザンを救ったのは、以前お父さんに助けてもらったラッシー川の白鳥でした。おどろいたことに、スーザンには白鳥のことばがわかったのです。白鳥たちとスーザンの、たのしく幸せな生活がはじまりました。ところが、もうじきおとうさんが航海から帰ってくるというのに、着る服がありません。どうしたらいいのでしょう…。一九三八年にイギリスで出版されて以来、版を重ねて読みつがれてきた美しい作品です。小学校低・中学年〜。
[日販商品データベースより]優しいお父さんが航海に出ている間、世話をしてくれるはずの女の人からひどい目にあわされた小さなスーザン。逃げ出したスーザンを救ったのは、白鳥だった…。古きよき時代の童話が持つあたたかさが伝わる作品。





















シシリー・メアリー・バーカーの名を知らなくても、
この絵をご存知の方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
自作の詩に、絵を添えた「花の妖精」シリーズが有名ですが、
それよりも日本人に広く名を知らしめたのは、
某製菓メーカーのチョコレートのおまけとして入っていた、フラワーフェアリーカードです。
何を隠そう、その昔私も、このカード欲しさにチョコを食べまくり、
虫歯をたんとこさえました。
彼女の繊細で細密な少女や動物、花たちの絵は、読み手を物語に、ぐっと引き込む力があります。
この本は児童書なのですが、1938年に出版されており、読むと昔懐かしい香りがします。
善良な、正しい心を持つ可憐な少女は、
船のりの父と離れてくらすことになります。
けれど、少女の世話を頼まれた女性は、なんとも欲深な人間。
彼女に虐げられ、少女は着るものもままなりません。
けれど、その昔、少女の父が助けた白鳥が、彼女を救いにあらわれます。
…ね、なんだか懐かしい響きじゃありませんか?
いまどきの児童書には、あまりないテイストかもしれません。
でもついつい先を急ぐように読んでしまうのですよね。
ああ、善良な女の子がこんなひどい目にあうなんて、ぜったいイヤだわ、とつい、昔にもどって、あっという間に読んでしまいました。
バーカーの挿絵、本当にしみじみと魅せられてしまいます。
少女スーザンは、純粋無垢で、まるっきり妖精そのものです。
ああ、あのチョコのカード、どうしてとっておかなかったんだろう。
今頃私は後悔しているのでした…。(ルートビアさん 30代・宮城県 男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】