「白鯨」「赤道」の詩人たち

鉱脈社 地方・小出版流通センター
みえのふみあき　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2002年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784860610234

内容情報

[BOOKデータベースより]

東九州の一小都市で生まれ、’６０年代から’７０年代に清新なメッセージを送りつづけた２つの詩誌。その詩誌によった５人を中心に、先行詩人や周辺詩人の作品をたんねんに読みこんで、その軌跡を検証し、新たな詩の時代を展望する、注目の詩論集。「みやざきの文芸時評１９９６〜９９年」を併録。

１の章　「白鯨」「赤道」の詩と詩人たち（世界のうすれゆく光のなかで―金丸桝一の人と作品；『人間の生活』の豊かさとやさしさ―杉谷昭人詩集『人間の生活』　ほか）
２の章　「白鯨」「赤道」の先達詩人たち（渡辺修三小論；植物的語彙の意味するもの―渡辺修三詩の一断面　ほか）
３の章　詩人たちの横顔（渡辺修三；潮田武雄　ほか）
４の章　ことばの斜面―宮崎の文芸時評１９９６〜９９
覚え書　「白鯨」「赤道」のころ