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- ティナのおるすばん
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Eigentlich war es ein scho¨ner Tag.
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2002年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784198615512
[BOOKデータベースより]
ティナは八歳。ドイツに住んでいる小学生の女の子です。きょうはティナにとってとくべつな日。なぜって、生まれてはじめて、ひとりきりでおるすばんをするから。きょうこそ、なんでもひとりでじょうずにやって、おかあさんに見直してもらおうと、大はりきりのティナ。ところが、思いもかけないことばかり起こってしまい…?子どものうれしさ、さびしさ、たのしさをみごとに描いた、お話の名手コルシュノフによる、ドイツ児童文学の傑作です。小学校低・中学年〜。
[日販商品データベースより]ティナは8歳、ドイツの小学生。今日は生まれて初めて、ひとりでお留守番をする特別な日。何でもひとりで上手にやろうと大はりきりのティナだが…。子どもの嬉しさ、寂しさ、楽しさを描いたドイツ児童文学の傑作。
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【2004年11月発売】
名古屋市立図書館の三・四年生のお勧めリストにあったこの本。
主人公が八歳ということで息子と同じ年ですが、主人公が女の子ということでどうかな?と思ったのですが、すぐに読みたがりました。
うちでは児童書は読み聞かせなのですが、私が読めない時にも自分で続きを読むほど先が気になったようでした。
ティナの長い一日を描いたものなのですが、この日はトラブルの連続・友情の危機などとても読み応えがありました。
ティナはイタリア人の父とドイツ人の母がいます。
イタリア人ということで良い職につけずにアフリカへ単身赴任していることや、同級生のギュカンは、トルコからの出稼ぎ家族ということで、アイスクリームを買うことさえ切り詰めているということ。
息子は、このエピソードがいたく気になったらしく、ドイツではアイスクリームはいくらぐらいなのだろう?と気にしていました。
単にドイツの女の子の日常というだけでなく、そこからドイツの生活や社会情勢が透けてみえるという描き方の見事さに感心してしまいました。
よくよく気にしてこの作家のプロフィールを見てみると、「ちびドラゴンのおくりもの」の作者だけでなく、清水真砂子さんが著書の中で紹介していらした「ゼバスチアンからの電話」もこの作者の作品でした。
今年、イリーナ・コルシュノフの作品を注目していこうと思いました。
(はなびやさん 40代・愛知県 男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】