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[BOOKデータベースより]
山岡鉄舟と聞いて、どのようなイメージを持つだろうか。一般的には禅と書と剣の達人だろう。新撰組ファンならば、その前身である浪士隊のエピソードで記憶に残っているかもしれない。他に、明治天皇の家庭教師、清水次郎長との交友が知られているところだろう。少し歴史に詳しい読者なら、江戸城無血開城における勝海舟・西郷隆盛会談に先立ち、彼が幕府特使として官軍に派遣されたことを思い出すだろうか。本書は、新たな資料と取材、そこに若干の想像力を加えて執筆したものである。彼は、優れた交渉人、行政マン、経営者であり、危機管理の達人でもあった。そんな新たな鉄舟像を軸に、激動の時代を読み解いていく。
第1章 江戸の危機を救った男(江戸城無血開城の謎;西郷・勝会談説と欧米圧力説 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 ボロ鉄の剣と禅(鉄舟を育てた飛騨高山;四男なのに“鉄太郎” ほか)
第3章 徳川大リストラ時代の行政官(徳川三百八十万石が駿府七十万石に;彰義隊 ほか)
第4章 明治天皇の家庭教師(「宮中に入ってもらえますか」;西郷からの依頼 ほか)
明治維新後、職を失った武士たちを指導して牧ノ原でのお茶づくりを成功させたのは、まさに歴史に残るリストラの好例といえる。本書は、新たな鉄舟像を軸に激動の幕末を描く。