- ゾウの耳はなぜ大きい?
-
「代謝エンジン」で読み解く生命の秩序と多様性
Why elephants have big ears.- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2002年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784152084323
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[BOOKデータベースより]
灼熱のサバンナで暮らすアフリカゾウ。彼らの耳はなぜあのように巨大なのか?どうしてニワトリの脚は赤いのか?ヘビのような形をした哺乳類がいない理由は?なぜ酷暑の砂漠でラクダは分厚い毛皮をまとっているのか?恐竜=温血動物説は立証できるか?気が遠くなるほどの時間をかけて進化がつくりだした生物の世界は、途方もない多様性と驚きに満たされている。果たしてそれらを一貫して説明できる原理はあるのか?あるとすればそれはどのようなものなのか?著者レイヴァーズは、数々の化石証拠や奇妙な現生動物たちに材を取り、彼らの形状や大きさ、その暮らしぶりにまつわる謎に迫ってゆく。この探究において中心的役割を果たすのが、生命活動に不可欠なエネルギー生成と熱処理を担う「代謝エンジン」の原理だ。一見したところ複雑きわまりない生物や進化のありようも、「代謝エンジン」の観点から眺めれば、驚くほど明瞭なかたちをとることになるのだ―古生物学、進化生物学、生態学をはじめとして、関連する諸分野を意欲的に横断。多数のイラストを交えた実例と、わかりやすくも高度な議論で巧みに織り上げた、斬新かつ面白く読める最良の入門書。
1 ゾウの耳はなぜ大きい
[日販商品データベースより]2 生命の道
3 ぬくもりを求めて
4 恐竜は冷血か温血か
5 世界の果てで生きる
6 ドラゴンの楽園
7 大地の動脈
8 翼を手にして
9 歴史が鳴らすふたつの警鐘
ゾウもヒトも持っている「代謝エンジン」とは何か。エネルギー生成と熱処理を司るその仕組みを徹底解剖。核心をつく疑問から自然界の全体像を鮮やかに描き出し、わかりやすく高度な議論で織り上げた入門書。