- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 紫式部日記 上
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2002年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061595538
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 紫式部日記全訳注 新版
-
価格:1,595円(本体1,450円+税)
【2023年06月発売】
- 「文芸復興」の系譜学
-
価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2015年03月発売】
- 中日文学交流史 上
-
価格:5,170円(本体4,700円+税)
【2022年07月発売】
- 中日文学交流史 下
-
価格:5,720円(本体5,200円+税)
【2022年07月発売】
[BOOKデータベースより]
『源氏物語』の作者、紫式部の綴った宮仕え日記は、平安朝宮廷社会を克明に描写した貴重な風俗資料である。安産を願う加持祈祷、若宮誕生、初孫に目を細める道長。そして、御湯殿の儀式、豪奢華麗な御産養、一条天皇の土御門第への行幸など次々と繰り広げられる祝儀や賀宴。親王誕生の慶びに沸く御堂関白家の様子を、中宮彰子に仕えた式部が伝える注目すべき日記の全訳注。
秋のけはひ入り立つままに―冒頭・秋色増す土御門殿の風趣
まだ夜ぶかきほどの月さしくもり―五壇の御修法の荘厳さ
渡殿の戸口の局に見いだせば―道長との女郎花の歌の贈答
しめやかなる夕暮に―殿の三位の君のすばらしさ
播磨の守、碁の負わざしける日―洲浜の装飾台に書かれた歌
八月廿余日のほどよりは―宿直の人々の管弦の遊び
廿六日、御薫物あはせはてて―弁の宰相の昼寝姿
九日、菊の綿を―殿の上への返歌
その夜さり、御前にまゐりたれば―薫物の試みなど、御前の様子
十日の、まだほのぼのとするに―盛んな加持祈祷の様子〔ほか〕