中国シフト

小学館
大前研一　

• 価格: 1,320円（本体1,200円＋税）
• 発行年月: 2002年07月
• 判型: Ｂ４０
• ISBN: 9784093896061

内容情報

[BOOKデータベースより]

大前研一・衝撃現地レポート。日本企業専用のハイテクパーク、ＩＴ専門大学に日本語専門学部、そして日本企業専用のコールセンターやデータ処理代行…大連・瀋陽の中国ビジネスはここまできた。

プロローグ　あなたはまだ価格に意味があると信じているのか―「価格」から「価値」へシフトすることが中国で、世界で勝ち残る鍵となる
第１章　大量仕入れ、大量販売のディスカウンターはもはや時代遅れ―「コストダウン」一本槍では価格破壊競争を勝ち抜けない
第２章　ユニクロ化は製造業の空洞化を加速させるのか―物流革命ですべてが変わった日本人は“ものづくり幻想”を捨てよ
第３章　食品不正表示問題から日本が見える―日本人はマーケットを支配するブランド・産地信仰を見直せ
第４章　食品、建築資材、照明器具ほかの分野にも対応できる―ポスト・ユニクロ時代の鍵は最適生産地の選択にある
第５章　日本の流通業界再編のシナリオを読む―日本の流通業界にとって怖いのは『ウォルマート』より『ターゲット』だ
第６章　ＡＳＥＡＮも台湾も韓国も呑み込んでしまう―中国の経済急膨張は第２次のアジア経済危機を呼ぶ
第７章　農業、製造業ばかりか日本企業の業務部門も―日本のビジネスマンの「仕事」を「北の香港」大連が奪っていく
第８章　日本企業の出入金管理、コールセンターを代行する―「間接業務のユニクロ化」が中国の大連・瀋陽で動き出した
第９章　欧米企業はすでに１０年前から始めていた！―ビジネスマンの仕事の標準化が日本企業復活の第一歩だ
第１０章　ただ中国に進出しても生き残ることはできない―中国を研究し、うまく取り込まなければ日本はやがてスペイン、ポルトガルになる

[日販商品データベースより]

中国が起こす価格破壊戦争に日本は呑み込まれてしまうのか。ＩＴ専門大学に日本語専門学部、日本企業専用のコールセンターやデータ処理代行…。大前研一・衝撃現地レポート。半歩先の経済がわかるビジネス本。