- くっすん大黒
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- 価格
- 627円(本体570円+税)
- 発行年月
- 2002年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167653019
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:2)
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sige
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大黒が不愉快なのではなく主人公が不愉快
小説の良さはその主人公に感情移入して主人公の喜びや悲しみを共有するところにもあると思う。ところがこの作品の主人公は私にはどうしても感情移入どころか同化したくないキャラですね。読者にそのように思わせるのがこの作品の意図であるならば、逆にすごい作家だと思う。しかし私は途中で嫌になってしまった。
語りは関西弁で調子がよくギャグの連発で、あたかもお笑いコンビの出し物のように面白いのだが、一体この人は何が言いたいのかなあ、となってしまう。
この作家の「告白」など良い評価なので、この作品を一番最初に読んだからいけなかったのかもしれない。
[BOOKデータベースより]
三年前、ふと働くのが嫌になって仕事を辞め、毎日酒を飲んでぶらぶらしていたら妻が家を出て行った。誰もいない部屋に転がる不愉快きわまりない金属の大黒、今日こそ捨ててこます―日本にパンクを実在させた町田康が文学の新世紀を切り拓き、作家としても熱狂的な支持を得た鮮烈のデビュー作、待望の文庫化。
[日販商品データベースより]尾崎世界観(クリープハイプ)絶賛!
「共感できないし、どうしようもないし、変。
でも十代の自分を救ってくれたのは
この物語の主人公なんです」
三年前、ふと働くのが嫌になって仕事を辞め、毎日酒を飲んでぶらぶらしていたら妻が家を出て行った。
誰もいない部屋に転がる不愉快きわまりない金属の大黒、今日こそ捨ててこます――日本にパンクを実在させた町田康が文学の新世紀を切り拓き、作家としても熱狂的な支持を得たデビュー作!
解説・三浦雅士